距離より屋根 ~スポニチ大会 第1日~
今日から始まる社会人野球最初の公式戦のスポニチ大会。
ここ数年は平日のみで大会が行われ観戦できていない。
今は折角平日に野球観戦出来る環境だから
行こうと思っていたのに天気予報はイマイチ。
それでも予報では午前中あまり降らず午後から夕方以降に
本格的に降りだしそうなので大会自体は行われそう。
当初は家から近い横浜スタジアムでの観戦を考えたけど
屋根が無いので少し遠くなるけど
屋根が在って人工芝の大田スタジアムに予定変更。
第一試合はセガサミー vs ヤマハ。
日本選手権で観て以来のセガサミー。
スパイクが白から青になっていた。
白いスパイクは好きではないので個人的には良い変更。
だたヤマハも白をやめたら紫色のスパイクになりそれはチョット微妙かも。
試合開始時は雨は降っていなかったものの曇天。
かなり見難いようで1回表のセガサミーの攻撃で
2番宮川のサードフライをサードの萩原が見失いエラーで二塁進塁。
4番高島がセンターオーバーのスリーベースで1-0とセガサミーが先制。
その裏 ヤマハも1番池田(祥)のスリーベースに矢幡の犠飛で1-1の同点。
先頭でスリーベースを打った池田(祥)のフォームは
オープンスタンスで前かがみと独特。
3回表に宮川のツーベースに高島タイムリーで
2-1とセガサミーが再度リード。
2打点を挙げた高島は2年目の選手。
セガサミーには良い打者が何時も出てくる印象。
この回更に佐藤に犠飛が出て3-1とセガサミーがリードを広げる。
6回にヤマハは矢幡のタイムリースリーベースで2-3と1点差。
この日の矢幡は3打数2安打2打点の活躍。
セガサミー先発はアンダースローの前原。6回途中で降板。
序盤はバタバタした印象だけど中盤からはスローボールを上手に使えていた。
残したランナーを2番手の石垣が矢幡に打たれたので自責は2。
2点とも右打者の矢幡に打たれたし
ヒット数も右打者が5本で左打者が2本と
アンダースローの優位性を生かせなかったのかも。
1点差となり流れがヤマハに行きかけたけど
8回に佐藤の3ランHRが出て6-2。
試合展開からも大きな一発だった。
HRを打たれた大野がさらにピンチをつくった場面で
リリーフで池田(駿)が登板。
左腕で確認できた最速は147キロと速い球でピンチを切り抜けた。
池田絡みで気になったのがスコアボード表記。
1番打者の池田(祥)も二人ともスコアボードの表記は名字の " 池田 "のみ。
ただ3番の長谷川は長谷川(雄)と表記されていた。この違いは何だろう?
試合はそのまま6-2でセガサミーの勝ち。
http://www.jaba.or.jp/score_book/4/40008/14933.html
第二試合は日本新薬 vs JXーENEOS。
雨の影響なのか試合前のシートノックは無しで試合開始。
先制は日本新薬で2回に8番植田の2点タイムリー2-0。
植田のポジションはDeNAに入った倉本の抜けたショート。
バッテイングフォームは独特の一本足だった。
エネオスは3回に渡邉がソロHR。
身長163センチと小柄の渡邉だけど
国学院大時代は3番を打ったこともあったし長打力もあるんだ。
エネオスは5回にも1アウト三塁で渡邊のサード後方のフライを
石黒が捕れずヒット。これで三塁ランナーの松本が生還し2-2の同点。
味方の守備に足を引っ張られながら先発の中村は好投を続ける。
9回を投げて2失点。といっても2点目は実質エラーと言っていいから
ホントだったら1失点だったかも。
その後共に得点ならず10回から一死満塁からのタイブレーク。
10回表の日本新薬の攻撃をエネオス5番手尾田が
三振とファーストフライに打ち取る。確認した中には150キロもあった。
今季はエネオスの抑えのような役割で使われるのかな。
その裏エネオスのタイブレーク先頭打者の糸原が
ライトにヒットを打ち3-2でサヨナラ勝ち。
http://www.jaba.or.jp/score_book/4/40008/14936.html
糸原は明治大から入社予定のルーキー。
まだ3月でおそらく入社前だけど一つ大きな仕事をした。
負けたけど日本新薬は良い試合をした。
かつては勝てないチームの印象だったけど
去年の都市対抗も準々決勝に進んだし印象はだいぶ変わった。
第3試合は東京ガス vs Honda
この試合もシートノック無し。
3回に長島のツーベースと小手川のスクイズで2-0とホンダが先制。
4回に山﨑のタイムリーも出て3-0とホンダがリードを広げる。
東京ガス先発の宮谷は6回を3失点。
足場が悪い中でコントロールに苦労した。
あと一塁牽制でアウトを2つ取る。
筑波でも観ていたけどこんなに牽制が上手いのは知らなかった。
7回にも長島のソロHRが出て4-0。
去年の日本選手権のサヨナラヒットから
自分の観戦試合の活躍が続いている。
投げては石橋が好投。こちらも足場を悪く
コントロールを乱す場面はあったものの7回を無失点。
3回頃が強くなった雨の影響でマウンドやバッターボックスもぬかるみ
8回表の攻撃中に中断。10分間まってからコールドゲームで試合終了。
4-0でホンダの雨天コールド勝ち。
http://www.jaba.or.jp/score_book/4/40008/14939.html
途中で終わるのは仕方ないけど大田スタジアムのグランドキーパーは
中断時に土も入れなければシートも掛けずに何もせずにいた。
続きをやる気が無いなら中断せずにその時点で中止でも良かった。
最後だけチョット嫌な感じになったけど試合自体は良かった。
屋根が在るので雨はしのげたけど、やっぱり寒い。
これで雨に濡れての観戦だったらもっと寒かったんだろうな。
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